2014年10月25日土曜日

ChatRubis Bazaar 旅で見つけたもの


ChatRubis 初めてのPOP UP SHOPは
             
夏の日差し残る10月の表参道。

青山通り沿いのSpiral Show caseで 1週間の限定オープンでした。


             


初めてのお店だから贅沢はできなくて


でも、一つだけこだわって準備したこと。


旅猫ChatRubisのブルーの毛並みと同じ ブルーの壁紙。

             








ブルーに映える錆色アンティークのフェンスはaje antiquesセレクション。


モロッコで見つけたアンティークアフタヌーンティセットに色とりどりに並んだのは


Natsuko Sakurai のジュエリーたちや





青山通りからの光を浴びるbon○bonさんのブロカントのテーブルに 


SOIE:LABOのシルクフラワーが枯れて 咲いて





モロッコからはるばるやってきたミントティグラスと


bon○bonセレクトのイランのグラスが ちょっとお澄まし顔で整列


              


Little JourneyのKidsサロペットは、


子どもたちに夢と旅の種を植えてくれたかな、、、







səmsəmのメイクパレットのような赤ちゃんバブーシュに夢中のキッズ

            



タッセルがちょっとおデブの愛くるしいポシェタ

今回 たくさんの青山の女性たちのバッグの中へ忍びこみ



南インドのサリー布地で作ったエキゾチックシルクパンツたちも

マダムの遊び心に火をつけました。




旅で見つけたものたちが またここから散り散りに旅立っていき

感無量。





そして、




此処に駆けつけてくれた


懐かしい顔や、新しい顔、エキゾチックな顔、個性の集まり。



本当にありがとうございました。





まだまだ駆け出しのChatRubisですが、


少しずつこの輪を広げていきたいと思います。






南仏の蚤の市テーブルウエアたちも好評でした。

一期一会の出会いに感謝。
シューベルトからもお礼〜


2014年10月9日木曜日

最先端淑女とベルエポック淑女の嗜み




パリ・ファッションウィーク。




2015年春夏にむけての最先端の淑女の嗜みが発表された。








世界のクリエーターが新作を発表すべく集うプルミエール・クラス。


最先端なお洒落も愉しや。









早朝は冷え込んでいたものの、日中は秋晴れに恵まれ、
チュイルリー公園で日光浴を楽しむ人々、続出。





犬と仲良くお昼寝うとうと・・・ムッシュー。








それは晴天続きの、奇跡のように暖かい秋の日々でした。






見上げると、鱗雲。





嗚呼、秋だなあ。












そんな青い空にみとれていると、8月に訪れた南仏に心はタイムスリップ。








だまし絵のお家と南仏の抜けるような青空。

こう見比べると、同じ青でも色調がだいぶ違う。

パリの青空はどこかいつもアンニュイで、

南仏のそれは底抜けに陽気。






この愛らしい南仏の旧市街には、ぐるっと一周、街を囲むように小川が流れていて、
眩しい太陽がキラキラと反射していた。





街を歩いていると、気がつくと小川にたどり着き、

また小道を迷路のように彷徨うと、自然にまた小川に行き着く。












小川にたゆたう幾重にも重なった藻の絨緞は、

まるでダンスをしているみたいに、

ゆらゆらと。

それらを眺めているだけで、心 がとけていく。










その水面に遊ぶ鴨たち。

水面下のがんばりを表には出さずに、

すいすいと美しく泳ぐ姿に、いつも見とれてしまう。





この街に来たのは、実に10年ぶりだったけれど、
旧市街は何も変わっていなかった。





10年前の滞在中、毎日通い続けた古き良きカフェも当時のまま。

教会の向かいにある大きなプラタナスの木のふもとに。








新旧の美をうまく融合させたパリの街から、
変わらない美しさを持ち続けるこの南仏の小さな街にたどり着いたことで、


ただひたすら忙しく流行を 追う淑女ではなく、


変わらない美を放ち続けるものと、


新しい美を放つものをバランスよく身に纏う淑女がよいな。


・・・などと、変わることが美徳のようなこの世の中に対して淑女論をひとり考えたりして。








木漏れ日のテラスで、ひとやすみ。









この街へやって来たのは骨董探しのため。

街中に点在する骨董屋をひとつひとつ訪れ、宝探し開始。










古物たちが語る歴史に耳をそばだて、

当時の淑女のドレスの仕立てに使われたであろう絹糸の色のグラデーションにため息。







ローズ色の絹糸たち。







陶器ばかりが集められた青空スタンドでは、

南仏の土で作られた橙色の器が 多くあり、

さすがその土地の空気感にぴったりはまっていた。












たくさんの陶器が並ぶなか、


琴線に触れるのは、昔から好きでやまないBarbotineの陶器。


凹凸がある形状が特徴的で、色合いやモチーフがとてもロマンチックで美しい。
今回の宝探しで見つけることができたBarbotineは、ほんのわずか4枚。
1880−1900年に作られたもの。



それほど多く現存していないので状態の良いものはなかなか見つからないけれども、


Barbotineを愛してやまない収集家が多いとか。

それもうなずける、一枚あるだけで食卓が一気に華やぐ。

当時の淑女は、これらの器でどんな風にテーブルコーディネートを楽しんだのだろう。












Barbotine(バルボティーヌ)は陶器の種類の名称で、

19世紀の末から富裕層の間でブームとなり、
アールヌーボー(1890−1910年頃)以降に
華麗な草花などで彩られた器がたくさん生産されました。

ベルエポック(1900年頃)の頃には、
個性的なものに人気が高まるムーブメントが起こり、


このようなブルジョワ階級の趣向の変動も手伝って、一気に人気が高まったとか。


淑女の食卓には、必ずBarbotineが華を添えていたのでしょう。




もうひとつ、1900年頃の淑女の嗜み。


洋銀でつくられた手のひらサイズの小銭入れ。








レースの手袋を身につけた、そのしなやかな手で、
刺繍を施したシルクまたはベルベットの小さな鞄から


こんな小銭入れをそっと取り出していたのかな。


この小銭入れの持ち主は、どんなドレスを纏った、どんな性格の女性だったのかしら。


・・・などと、空想する時間は至福。



骨董屋の一角に置かれていた古い小箱たちの集まり。





これらの放つ色合いにも目を奪われ。
しばし歩みが止まる。




どうしてこんなに美しい色が出せるのか。


古物に胸をときめかせた南仏の、夏のある日。






変わって・・・・



いつものようにここ数日、灰色のお天気が続いているパリ。
こんな日は気晴らしに映画でも観にいくのが一番。





今日が封切り!
映画に登場する猫が我が家のシューベルトに毛並みがそっくり。
きゅんとした瞳がなんとまあ愛らしい。














でも、我が家のシューベルトの目線は・・・

さすがパリジャン伊達男。






キラン☆














パリより。



☆本日ご紹介した淑女の嗜みの品々は、青山スパイラルにて現在開催中のChatRubisポップアップショップにてご購入していただけます。
→ポップアップショップは2014年10月14日をもちまして終了いたしました。これらの商品はオンラインショップChatRubisにてお買い求めいただけます。



2014年9月29日月曜日

インドのハンドペーパーのお話

インドはラジャスターン、サンガネールという街が
ハンドペーパーで有名な場所だと聴いて
マダムとシャルビー猫が期待を胸に、猫目を爛々さえて向かったこの5月のこと。




灼熱の季節でした。





キラキラの前に目の当たりにしたのは

過酷な作業現場と1cmも無駄にしない 再生利用。



紙の、工場ですよね?と尋ねたくなる布の山。



こちらの紙工場のハンドペーパーは

インド各地の洋服縫製工場から集められた布の端くれを利用して
ハンドペーパーにしているのです。

心なしかひんやりと感じるコンクリートの作業場に腰を据えて

集まってきた布をひたすらに仕分けする女性と




















蒸して押して、染めて

男性たちの力仕事により様々な行程を経て
紙として加工されていきます。



























仕上げられた様々なハンドペーパーを揃える女性たち








ここに来るまでマダムとシャルビーが予想していたエキゾチックなハンドペーパーが 

こうして初めて 宝の山として積み上ります。











次に登場したのは若い職人さん。

完成したハンドペーパーを必要な形に型抜きしていました。



















抜き残りの余り紙はまた再生利用されて次の紙になるという

完全なる再生利用。





1cmも無駄にしないその美しさに感動したシャルビーさん。




手仕事の名残がノート一枚一枚の微細な凹凸の中に生きていて





ペンを走らせると その質感がペン先と紙との間に適度な摩擦を生み

自分の普段のライティングではないような 味のある字が書けたり、絵が描けたします。


しかも。

美しいインド女性たちの象徴
古いサリーの布地で装丁してあります。
















特に、電車旅をしていると車窓に広がる風景。 

サンガネールのある街、砂漠地帯ラジャスターンの広大な乾いた大地に
ぽつんぽつんと農作業を営む 極彩色のサリーを着た女性たち。
シャルビーの一番好きなインドの風景です。



ChatRubisの旅で見つけた素敵ノートのお話でした。






アシスタントの雪ちゃんは、心地の良いパリの秋空を眺めながらの

お昼寝中です。















パリより。



2014年9月23日火曜日

秋の気配とレモンタルト

朝一番に窓を開ける瞬間に、季節の変わり目を感じたある日。






肌に優しいどこか柔らか、そしてどこかキリっとした風。

そして、ふんわりした太陽の光。





パリにも秋がやって来たんだな。

季節の変わり目。
秋の気配。
街路樹が少しだけ色づいていたり、枯れ葉が石畳にはらりと落ちていたりするのは気付いていたけど。


いつまでも浴びていたいような8月のパッションのある太陽は過ぎ去り、9月も後半になると、曇り空が目立ち始める。もちろん灰色のパリも悪くないのだけども。

さすがにこの時期に、もう日本のような残暑など欠片もないこの地に慣れているとはいえ、気分はお天気によく左右されてしまう。
太陽がでると機嫌が良く、雨曇りになると元気をなくす・・・そんなパリの人々の気持ちがいまではよく分かる。

雨曇りの日には、おいしいお菓子をちょっと食べると、意外に気分を簡単に上げることができるのでよく使う方法。

その中でも甘すぎるお菓子が苦手なせいもあり、レモンタルトの、あの甘酸っぱい香りが好きでつい選んでしまう。
レモンタルトの姿もいろいろ。


BIOパン屋 MOISANのレモンタルトさん。




6区マダム御用達 Un Dimanche à Parisのレモンタルトさん。



見た目がずいぶん違うけど、どちらにも軍配を上げたいほどに、それぞれの良さが引き立っていて素晴らしきお味。

新しいパティスリーに出向くと、ついついレモンタルトを注文し食べ比べてみる。
そういうお菓子の楽しみ方があってもいいと思う。
こうして、私のレモンタルトの旅は続く。


蚤の市をたくさん歩いて疲れたときも、通りがかりのパティスリーで甘いものなぞを買ってほおばって。そうしてフランスの方々で見つけてきた宝物たちを日本に送るべく梱包しているとき。

我が家の雪ちゃん、アシスタントに立候補してきてくれました。





が、しかし、このアシスタント飽きっぽい性格のようです・・・。






・・・・・・・・。グネグネしてます。






そうそう、日暮れもずいぶんと早くなって、20時が過ぎると暗くなり始めている。

やっぱりもうそこまで来ていたんだな。
秋の気配。





パリより。